2011年9月21日水曜日

主治医と立ち話。

今日も会社帰りに病院へ。
娘は、相変わらず、元気!
・・・が、今日から、離乳食をほとんど食べなくなったみたいで心配。
抗癌剤は、味覚がなくったりもするらしいので、そんな影響が出始めているのかも。
元気に笑顔を振りまいていて、しんどい感じではなかったのが、救い。
娘と遊んでいると、主治医のY医師が、本日の血液検査の結果を持って来てくれた。

WBC(白血球)・・・2.94(前回比 +0.79、基準値3.04~8.54)
HGB(ヘモグロビン)・・・8.5(前回比 -0.9、基準値10.8~14.9)
PLT(血小板)・・・69(前回比-85、基準値150~360)
NEUT(好中球)・・・0.02(前回比 -0.01、基準値1.57~5.78)
LDH(組織ダメージ指数)・・・495(基準値106~211)
「そんなに変化ないですねぇ」とつぶやくと、Y医師がいろいろ話してくれた。
薬の効果は、あと2~3週間後との事。
この寛解導入寮法1期目である程度の流れが掴めるとの事。
現況(まだ確定ではないが)、娘は、中リスクゾーンのようで、長期生存率は、50%~60%の範囲に入りそうだとの事。低リスクゾーンを期待していたのだが、そんなに甘くない。
また娘の白血病の種類は、AML-M7でほぼ間違いないらしい。
M7は、珍しいタイプで、小児白血病患者の中でも約5%程しかいない為、データが少ないのだそうだ。
Y医師もいろいろあるタイプの中では、「ちょっとやっかいなイメージ」があるらしいが、データが少ない為、このタイプが本当に難しいのかどうかは、まだ研究中らしくはっきりとは言えないとの事だった。
ネット等で勉強する上では、結構リスクが有りそうだったのだが、活字で見るそれは、別世界の出来事のような気がしていて、実感が無かった。主治医の言葉を聞くと、改めてリスクを実感させられ、ちょっと落ち込んだ。。。
とはいえ、良い事もある。娘は、食欲こそ落ちているものの、元気なので、期待が持てるとの事。
大人にこれだけの量の抗癌剤を投与した場合、嘔吐を繰り返し、とても耐えられないのだという。
娘は、現在の投入したかなり強めの抗癌剤にも、適応している様子との事。
明日は、妻と僕、長女で、血液検査し、娘との骨髄移植適応が可能かどうかが1週間~10日程で分かるらしい。この期間は、またドキドキしそうだな。
現段階、必ずしも骨髄移植となるかどうかわからないが、最悪のケースも考え、3人の内、誰かが適応してくれれば、大きな心の支えとなる。最後の切り札的な。
どうか、どうか、僕であって欲しい。父親が救い出すのが筋だと思う。
ただし、両親は、5%程の確率。長女は、25%。簡単じゃない確率だ。
今日は、正直、いろいろ嫌な事を考えてしまった。。。
切り替えて、明日を迎えよう!

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