2015年6月7日日曜日

移植後、丸1年。

今日(6/6)で3度目の移植から丸1年となりました!
あっという間のようで、もう1年経つんだなという感じです。
「本当に有難いな」というのが、第一の感想です。
いちいち感動していた日常生活は、だんだんと当たり前の事になり、入院生活は、遠い昔の出来事のようです。
現在、3週間に一度の検診があるのですが、退院してから暫くの間、注射をされても泣かなかった次女が、最近では泣いてしまうんだそうです。残念ですが、普通の4歳児に近づいて来たのかなと微笑ましく感じています。泣かない方が、4歳児としては異常ですよね。(笑)
まだまだ普通とまでは行かない生活ですが、とても幸せな生活を送れています。
だんだんと普通に近づいて行くので、次女への期待もついつい高くなってしまいがちですが、疲れやすかったり、偏食がちになったり、日焼けで肌に影響が出たりなど、まだまだ万全と言えませんので、焦らず、ゆっくり進まなければいけません。
昨年を振り返ると、奇跡の様で、本当に幸せな今を迎えられています。
明日は、幼稚園の日曜参観です。
生死を賭けた闘いをしていた1年前とは、真逆の様ですよね。
もうあの日に戻りたくないですし、戻れないと思います。
あの生活を乗り切れる強い心は、たぶん今の僕には無いんじゃないかなと思います。
少し油断しているのかも知れませんが、今は、だんだんと「普通」になって来たんだと思います。
何十年分に匹敵する程の神経をすり減らした3年間でした。
いつも何かにびくびくして、いつも気を張って、「絶対に弱音を吐いちゃいけないんだ」、「今頑張らないでいつやるんだ!」とか自分を奮い立たせるのに疲れ果て、ギリギリの毎日でした。
あの頃の事を思うと、なんとも言えない感覚で、胸の奥底が締めつけられるようなザワザワした感じがします。
もうとてもあの頃のようには戻れないです。
牙を抜かれたトラみたいな感じですね。(笑)
なので、このまま、次女に勝ち続けてもらうしかありません。
要らぬ牙は、永久的にしまい込んでしまえば良いです。
来年、再来年を無事に迎えられるように、また1日、1日を乗り越えて行きたいです。
中くらいの牙くらいは装備して臨まなければダメかなと思いますので、油断せずに頑張って行きたいと思います!