次女は、夕方18:00くらいから、ぐっすりと寝ていましたので、妻に託し、僕は20:30くらいに病院を離れました。
昨日から妻が泊り込み、僕も遅くなると、長女に負担が掛かからないか心配だからです。
週末は、長女を接待しないと。
次女は、移植中に少し吐きましたが、その後は、だいぶ落ち着いて、普段の次女と変わり有りませんでした。
血圧が、高いようでしたので、血圧を下げる薬を飲まなければいかなかったのですが、薬のお陰で、通常時に戻りました。
前回、前々回も同じような感じでした。
移植日当日は、割と平穏なんです。
これは、僕自身も経験するまでのイメージとは違いました。
映画やドラマでの知識では、移植してすぐに熱が出てうなされて、生死を彷徨う闘いをするイメージですよね?
あのイメージが間違っていると言えるのは、少ないのではないでしょうか?
殆どの方は、映画やドラマのままの壮絶な拒絶反応との闘いを想像すると思います。
これは、実際は大きく違います。
拒絶反応が出てきたりするのは、移植後3〜7日目です。
新しい骨髄や細胞、血が馴染み出した頃に拒絶反応が始まりますし、移植によるダメージと言うより、前処置の積みさかねが、時間差でやって来るんだと思います。
また、映画やドラマでは、ドナーさんが見つかるのが困難で、見つかり、拒絶反応を乗り越えられれば、だいたい治ってしまうイメージです。
現代の医学では、フルマッチ外であっても移植は、可能ですし、移植をしなければいけない状況において、移植が実行出来ないケースは、少ないと思います。(当然、良い条件と悪い条件というのは有りますが。)
映画やドラマ制作は、もう少しリアルに伝えるべきです。
僕も周りの方々からよく言われます。
「ドナーが見つかって、良かったね!手術乗り越えれば、大丈夫なんでしょ?」
全然違います。
「ドナーは、ほぼ見つかります。手術もだいたいの確率で、生着します。」が正しく、実際に一番難しいのは、「再発をしてしまうかどうか。またその期間が早いか遅いか。」なんです。
大きな確率で再発してしまう病気であるため、難病とされているのです。移植後5年間再発しなかった場合が定義上の完治とされていますので、手術後に、「成功です、もう大丈夫でしょう!」なんて事は、全くあり得ません。
…と何故、今頃、こんか内容なの?と思われると思いますが、本当に良く誤解された内容で、質問されたり、聞かれる事がここ一ヶ月くらい、とても多かったからです。
医師や僕達含む経験者の方々がもっとこの病気について、世の中に問いかけ、啓蒙して行く必要性を感じます。
まあ、現況で重要な話ではないですが、めちゃくちゃ長い文章になってしまいました。(笑)
とにかく、僕らは、この勝負で必ず勝利を手に入れる為、がんばって進んで行きたいと思います!!
がんばろ〜!
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